CSRの取組み
CSRの取組み
AGCセイミケミカルは、社是である「創造と進化」を原点に、お客様の声に真摯に耳を傾け、産業と社会の発展に対して絶えず貢献してまいります。
また、AGCグループの一員として、責任ある事業活動を展開致します。
当社および当社の従業員は、AGC旭硝子株式会社の制定する「AGCグループ企業行動憲章」および「AGCグループ行動基準」を遵守し行動することをここに宣言いたします。
安全衛生・環境・保安防災・品質方針
- お客様、地域社会および従業員の安全と安心を確保するため、コンプライアンスを遵守し、プロセス(活動)の継続的な改善活動を実施します。
- 事業活動における環境への影響を評価し、汚染予防、環境保護および持続可能な資源の利用を図り、環境にやさしい社会の実現に貢献します。
- 市場やお客様の要望・ニーズを積極的に捉えた独自性のある製品、技術、サービスを開発、提供します。
- 『製品の作り込みから提供した後まで』お客様の満足と信頼の向上を目指します。
安全・環境・保安防災・品質活動
- AGCセイミケミカルは、製品の開発から、原材料調達・生産・販売・物流・使用・廃棄まで関係する事業活動において、人の安全と環境の保全に十分配慮し、社会のサステナビリティ(持続可能性)に貢献します。
- 化学製品を扱う私たちは、地域社会を始め、地球環境に対する「環境・安全」を確保し、事業活動に伴う事故や災害を防止し、安全で安心な操業を維持するために責任ある行動が求められています。AGCセイミケミカルは、無事故・無災害への予防活動や環境保全活動の推進、産業廃棄物の減量化、省エネルギーの推進、化学物質放出の削減、製品安全情報の提供など、積極的に取り組んでいます。
- また、AGCセイミケミカルは、当社に係るすべての利害関係者のニーズ・期待を理解し、常にお客様の視点に立ち、我々の製品を「きちんと作り」、「きちんとお届けする」ことを実践します。
- 事業活動を推進するにあたり、ISO9001 ISO14001:2015の要求事項をガイドとして、マネジメントシステムを駆使し、「お客様との信頼の絆を強く築く」ために継続的な改善を推進してまいります。
土壌・地下水汚染の改善
AGCセイミケミカルは、2003年7月17日に報告させて頂きましたAGCセイミケミカル(株)敷地内の土壌汚染ににつきまして、近隣の方々のご理解や茅ヶ崎市をはじめとする各行政の関係者の皆様のご協力のもと、汚染土壌及び地下水汚染の改善活動を進めています。
2004年12月より、場内敷地からの汚染拡散対策として、敷地内8本の揚水井戸を設置しました。2005年3月には、砒素の主汚染源区画の浄化工事に着手し、同年9月に汚染土壌を全て汚染のない土壌に入れ替えました。その結果、現在では敷地内の地下水は、河川放流可能な排水基準を下回る数値まで改善しております。
また、新たな浄化の試みとして、植物を利用した砒素汚染土壌の浄化を行いましたことや、これまでの浄化活動により、2003年以前の土壌環境とは全く違った環境に変わりつつあります。これからも新しい浄化技術の導入を積極的に行い、茅ヶ崎市をはじめとする皆様のご指導のもと、汚染土壌の適切な処理及び地下水汚染の浄化活動に努めてまいります。
浄化関連実施内容
- 2002.12~ 茅ヶ崎工場敷地内における土壌及び地下水分析開始
- 2003.7.17 茅ヶ崎工場敷地内における土壌及び地下水分析結果報告 記者会見
- 2003.8~ 敷地内汚染土壌浄化開始
- 2003.8~ AGCセイミケミカル(株)周辺井戸分析開始
- 2004.12~ 地下水揚水浄化設備稼働開始
- 2005.3~ 主汚染源区画浄化工事開始
- 2005.9~ 主汚染源区画浄化工事終了(茅ヶ崎市ホームページでも報告)