PRODUCT製品紹介

PFASについて

AGCセイミケミカルのフッ素系製品の環境負荷物質への対応

1.PFASとは?

PFASの種類と用途、規制などについてはリンク先にある親会社AGCのHPをご確認ください。
>> PFASとは? (AGCのウェブサイトに移動します)

※PFAS規制対策品のサンプルも対応しています。

2.特定PFAS

フッ素化合物の中でも、パーフルオロアルキル基の炭素数が8個以上の長鎖PFCAsは生体蓄積性が高いレベルになると考えられています。
そのなかでもPFOS(パーフルオロスルホン酸)、PFOA(パーフルオロオクタン酸)は、生体蓄積性、環境中での難分解、健康への影響
懸念といった点が指摘されており、 「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(POPs条約)で規制対象となっています。
日本フルオロケミカルプロダクト協議会(略称:FCJ)では、POPs条約で規制対象となったこれらの物質を“特定PFAS“と呼んでいます。

3.米国環境保護局とAGCの対応について

米国環境保護局は2006年1月、AGCなど8社に対して、PFOA、PFOA類縁物質、および、それらの前駆体物質の排出量及び製品中の含有量を《2000年を基準年に2010年までに95%、2015年までに100%削減》というスケジュールで削減するよう呼びかけました。
これをステュワードシッププログラム(Stewardship Program)と言います。弊社を含むAGCグループもこの呼びかけに賛同し、プログラムへの参加をいたしております。



4.AGCセイミケミカルのフッ素系製品について

従来のAGCセイミケミカルのフッ素系製品の主成分はPFOAそのものではありませんが、極微量の不純物として含有されていること、また分解してこの物質を生成する可能性がございました。
これらの状況を踏まえ、AGCセイミケミカルでは、こういった懸念に対応した新しい製品をご紹介させて頂いております。パーフルオロアルキル基の炭素数が8以上の長鎖製品の製造・販売はすでに終了致しております。
現在の製品は、パーフルオロアルキル基の炭素数が6以下の構造での品揃えとなっております。